フリースペース機能(※1)
- お子さまの社会的自立を目指します。
- 五月雨登校や完全な不登校のお子さまに対応して、できるだけ生活リズムを取りもどせるように通所できます。
- きちんと通所できるようになってきたら、ご希望の方は学校に学校出席扱いをお願いしていきます。(※2)
- 当教室での様子や内容、通所日など毎月学校に連絡し、学校と方向性を共有しながら連携していきます。
- 学校復帰のできる子はもちろん復帰していただき、復帰が困難な子は当教室内で高校卒業のためのサポートを行います。
- 登校刺激はしません。児童の最善の利益のために、自分の意思で決定していくことを第一にします。
- 武蔵浦和教室は概ね小学校3年生以下、中浦和教室は概ね4年生以上を対象としています。(心の成長によります。)
- 当教室は埼玉県教委のHPの中にも載っています。
- 当教室はさいたま市教委のHPの中にも載っています。
- 当教室は「多様な学びプロジェクト」に加盟し、「街のとまり木」サイトの中にも載っています。
(※1)一般に、不登校の子どもに対し、学習活動、教育相談、体験活動などの活動を行っている民間の施設を言います。その規模や活動内容は多種多様であり、民間の自主性・主体性の下に設置・運営されています。(文科省「フリースクール・不登校に対する取組」より抜粋)
(※2)当教室では「不登校児童生徒の『指導要録上の出席扱い』に係るガイドライン」(さいたま市教委)、「民間施設についてのガイドライン(試案)」(文科省)に準拠した運営を心掛けています
「コミュニケーション力」を養う時間
- デジタルゲーム(Switch・スマホ・タブレットなど持ち込みOK)
I Tryジュニアではゲームは「コミュニケーションの練習」と位置付けます。「協力」することをねらいにしています。もしゲームをする人が誰もいない場合は、先生が横で一緒にゲームに入ります。ゲームに入るといろいろとその子の本当の姿が見えてくるのです。
「友達」「仲間」を育てる時間
- アナログゲーム(ボードゲーム・カードゲーム・テーブルゲーム・麻雀など)
当教室にあるおよそ50種類のゲームから毎日日替わりで遊んでいきます。多様なゲームがあるということは、子どもたちの頭や体の多様なパーツに刺激を与えていくということです。アナログゲームは当教室では療育の宝庫です。最近は麻雀も始めています。子どもたちにとってみれば「めんどうくさい」ことが起きるのがアナログゲームでもあり、それを乗り越える知恵が子どもたちを育てます。デジタルゲームではなかなか育てきれない本当の「友達や仲間」という存在がいつの間にか芽生えてきます。
教科学習の時間
- 意欲能力に応じた個別指導(小中高)、通信制高校レポート指導…。
学力診断テストを行い、本人の十分な理解・納得のもとで下学年のつまずきの再復習や逆にギフテッド傾向のお子さまには上学年に上って先取り指導することも多々あります。学校の一斉指導ではできない、学年や年間指導計画にしばられないその子オンリーのカリキュラムを作ってアイトライプリントで進めます。学校出席扱いのお子さまや保護者のニーズに応じて在籍校の担任などとケース会議などを開いて活動や学習の状況を共有していきます。
教室内イベント
- 季節の行事、地域理解、調理実習
ハロウィンやクリスマス会、大掃除、書初めなど季節の行事も積極的に行います。月に1回、地域の食堂を順番に巡って昼食を堪能します。あるいはこちらも月に1度、レシピから買い出し、調理、実食、そして皿洗いまで自分たちで進めます。
外 出
- 遠足、社会科見学。
必要に応じて公共交通機関を使って社会科見学や遠足にも行きます。たとえば国会議事堂や都庁南展望室、首都圏外郭放水路(春日部地下神殿)、さいたま地方裁判所裁判傍聴、さいたま市ゴミ処理場、羽田ANA整備場、TBS、テレビ朝日などの公的機関や小さな工場やコンビニのバックヤードなども見学に行きたいと思います。また、浅草花やしきや川越氷川神社など近隣のアミューズメント施設やシンボル的な施設で仲間と楽しく過ごす遠足にも行きます。
進路支援
- 進学フェア、高校・専門学校進学説明会、就労支援・自立支援
私立・公立通信制高校、県立パレットスクール、県立単位制高校、サポート校、県立高等技術専門校、私立専修学校高等課程などへの進学支援。各説明会に引率したり在席校の進路指導担当とも随時話し合います。さらに、当教室のグループ事業所として当教室の上のフロアに「アイトライ武蔵浦和センター」があります。18歳以上の方の自立支援・就労移行支援につなげられます。センターの職員を講師に招き、高校生に就労のための訓練なども行います。
<進学先>
埼玉県立戸田翔陽高等学校定時制総合学科
埼玉県立大宮商業高等学校定時制
私立北星学園余市高等学校全日制普通科
私立慶風高等学校通信制
さいたま市立ひまわり特別支援学校高等部
私立武蔵野東高等専修学校
表 現
- 美術(図工)、手芸、軽音楽、マンガ、声劇、演劇、書道、ディベート…。
表現することは自分を確認すること。表現によって本来の自分を取り戻します。声優に憧れたりする子には成城学園初等学校の「劇の本」などを使って演劇や声劇の練習などもします。また、意見のやり取りを楽しむ子にはディベートの真似をしながらコミュニケーションの練習をします。イラストやマンガが好きな子は同好会などを作っても楽しいでしょう。
心理面接
定期的に全員に心理面接を行っています。きちんと時間と場所を用意してあげることで、自分に向き合ってくれていることを実感したり、他愛ない話から真剣な話までなんでもお話してもらっています。カウンセリングのなかで気持ちの波や無意識の所作などが見えてきたり、気持ちが整理されてきます。必要に応じて心理教育も行います。